集英社文庫「３センチヒールの靴」Work:The Book cover illustration

2011.11.18発売　集英社文庫「３センチヒールの靴」谷村 志穂
カバーデザイン　成見紀子

イラストレーション　おおやまゆりこ

集英社文庫から発売の小説の表紙のイラストレーションを担当させていただきました！

[内容紹介]

恋で切り離せない心と体の記憶を描く短編集
恋愛において切り離せない、心の記憶と体の記憶が交差する瞬間。何年たっても鮮明に蘇る場面や、心にまとわりつく苦い言葉などをモチーフに、さまざまな女性たちの少しビターな恋を丹念に綴る17編。

ひとり分の夕食を作ってドラマを見ながら食べ、12時前に寝る、規則正しいが華やぎのない29歳の毎日。ふと人恋しくなり、合コンで出会った男に電話してしまう「3センチヒールの靴」。

彼が持ってきたワインと同じ瓶を親友の部屋で見つける「赤と白のワインの空き瓶」。

気がねなく誘えて恋の悩みも話せる男友達との関係を描く「冬休みを前に」など、大人になっても恋上手になれない女たちを描く17篇。（BOOK データベースより）

実は私は本格的にイラストレーターやデザイナーとして動き出してまだ日が浅いのですが・・・

文庫の表紙でしかも恋愛小説は絵を描き始めてから私の憧れだったので、今回このお仕事のお話があったとき飛び跳ねるほどうれしく思いました。

しかもこのビターな雰囲気。書店でご覧頂ければわかると思うのですが、帯に「自分だけ幸せをつかみ損ねていていると、泣きたくなった夜はありますか？」と書いてあって、なんというか、幸せになりたいと願いつつも、幸せになりきれずにもがく現代の女性に寄り添うかのような、切ない空気がします。

そんな空気をイラストレーションで表現できていたら幸いです。

書店で是非手にとってみてください。

amazon 3センチヒールの靴 (集英社文庫) [文庫]

London cafe part 1

前回のロンドン旅行記からずいぶん間があいてしまいました・・・
急に旅行記を更新してみる。思い出に浸りたい時期なのだ。
前回の記事はこちらから。

今回はロンドンで出会ったおいしいお店特集！
現地で行き当たりばったりでみつけたお店に入る・・・というのも粋なものではありますが、私と友人はちょっと遠かったりしてもやっぱりおいしいお店に行きたい！そこはちょっぴりこだわりたい！というタイプだったので、あらかじめ調べておいたお店を目指して行きました。

ロンドンはカップケーキのお店が多くて、カップケーキの上には大抵カラフルなクリームがのってます。ちょっと甘そうだなと思って敬遠していたんだけど、ここのお店のはほんっっっっとにおいしかった！
イギリスの伝統的なティータイムにはクリームティー、アフタヌーンティー、ハイティーがあります。
（説明しよう！クリームティ：基本は紅茶とスコーンのセットで、クロテッドクリームとジャムが添えられる。アフタヌーンティー：紅茶のほかに、キュウリのサンドイッチなどの軽食・スコーン・ケーキ類がある。2～3段重ねのティースタンドにのってる。クリームティーのアイテムが増えたバージョンといったところ。ハイティー：食事としての意味合いが強く、一般的に夕方5時から6時の、遅い時間の夕食の前に、食事とともにティーがふるまわれる）
このときは、もちろんせっかくなのでアフタヌーンティーにしました◎
友達と一緒にひたすら感動！ケーキきた瞬間興奮！
スコーンは少しあたたかくてサクサクしてて、クロッテッドクリームをたっぷりつけて食べたら満点でした。
ちなみにカップケーキの上にのっかってるのはラズベリー。クリームもラズベリー風味でした。

ちなみに、わざわざ裏側も写真撮りました笑
マカロンと、なんだったっけこれ・・チーズケーキだったかな。

紅茶は銀のポットでよく温められていて、それはもう当然のごとく、紅茶はイギリスのどこのお店へ行ってもほんとにおいしい。日本だと、レストランの紅茶とかだと専門店とかには劣るなぁという印象だけど（紅茶で勝負してないからだろうけども）このロンドン旅行中行った、どこのレストランでも必ず"English Breakfast"という銘柄の紅茶がドリンクメニューにあって、いわゆるコーヒーフレッシュではなくちゃんと牛乳がたっぷり付き添いで出て来るのでした。私は紅茶が大好きなので、これはまじでうれしい。

あとショーウィンドウのデザインも素敵だった。
５枚目の写真は、超ナイスなおしゃれカップルをさりげなく激写！
それから、スタッフのおねえさん、すごく優しくてかわいくて最高でした。実はお昼のあとでおなかいっぱいで、全部食べ切れなくてもったいなかったので、ちょっとその旨を話してみたらなんとお持ち帰りBOXに詰めてくれました；；


一つのカフェでこんなに記事書いちゃったよ...
こちらのカフェ、大通りからそれたところにあるのでけっこう迷うかもしれない。。
いや、うちらだけかな？iphoneあったのでうまくたどり着いたが。。
ちなみに、ロンドン市内に何件か系列のお店があるようですが、私たちはHolborn駅から歩いて行きました。
それにしても、大人になってから行くロンドンは、こういう場所をみつけて自分で行ける楽しみがあって良いです。

カラフルなカップケーキづくり、挑戦してみようかな〜！
いいレシピないかな！

・・・・と思っていたら、どうやらこちらのお店のCookbookがあるそう。
amazonでぽちしそうで怖いです。

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Bea's broomsbury

ちなみに下調べでお世話になったのはこちらの本です。